研究員寄稿

<研究員寄稿>

 本センターの研究員である佐々木先生の高大接続に関する次の論考を、次号の紀要に掲載する予定です。多くの人に少しでも早く読んで頂きたいので、一足先にこのWEBサイトで公開いたします。 下記タイトルをクリックしてご覧下さい。

 

『主体的学習をめぐって』  (PDFファイル)  佐々木 隆生氏 (北海道大学名誉教授)

【要約】 主体的学習は、人間が「知る」ことを本質とする存在であり、「知」は「問いかけ・語りかけ・反省的応答」を不可欠とすることに基づいている。エリート段階の高等教育はフンボルト理念に対応する主体的学習を前提としたが、高等教育がマス段階・ユニヴァーサル段階に移行し、高等学校教育と大学教育の接続が機能不全となり、かつての教育は困難となり、アクティブ・ラーニングをはじめとする教育改革が求められている。しかし、現在の政策の中で追求されている主体的学習は、過去の反省と十分な概念に基づかない問題を抱えている。主体的学習の意味を掘り下げ、学生が主体的学習者となる大学教育を実現することが求められている。
【キーワード】
主体的学習、アクティブ・ラーニング、フンボルト理念、高等教育の変化、学力の三要素