“教職を志望する名大生のための「高大接続」セミナー”を開催しました

 2017年2月27日(月)と28日(火)の両日、それぞれ教育学部棟第3講義室とES総合館ES023講義室にて、当センター主催の “教職を志望する名大生のための「高大接続」セミナー” を開催しました。実際に4月から教職に就く学生をはじめ、教職を志望する学生や高大接続改革に関心を持つ教職員の方々のご参加がありました。

 現在、文部科学省が急速に進めている高大接続改革により、2020年には現在のセンター試験の代わりとなる新テストが導入され、またその4年後には、新たな高校学習指導要領に基づく発展型のテストが導入される予定です。高大接続改革とは「高校教育改革」「大学教育改革」「大学入学者選抜改革」の3つの一体的な改革であり、戦後最大の教育改革といわれていますが、まだ流動的で不透明な部分が多いのが現状です。

 当センター長の大谷と専任教員の阿部が、高大接続改革について解説し、これから教職に就く、あるいは志望する学生が知っておくべき基礎知識や解釈の仕方、これからの動向の見守り方について詳しくお話しました。参加者からは高大接続に関する質問や、意見の発表があり、関心の高さを伺い知ることができました。

 2時間という限られた時間ではございましたが、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。