2021年度オンラインシンポジウム


高大接続研究の対象と方法
ー高大接続の何をどう研究すべきなのかー

※ポスターはこちらからダウンロードできます。

※講演の記録は当センターの2021年度紀要に掲載されます。
Web上での公開は2022年4月以降を予定しております。

【日時】
2022年1月29日(土)13:00-15:30

【パネリスト】
◇安彦忠彦氏:名古屋大学名誉教授.臨教審委員として学習指導要領の3度の改訂に関わる.元名古屋大学教育学部附属中・高等学校長.

◇大塚雄作氏:国際医療福祉大学大学院教授.京都大学名誉教授・大学入試センター名誉教授.大学評価・学位授与機構教授、京都大学高等教育研究開発推進センター教授・同センター長などを歴任し高等教育と大学入学者選抜の研究に携わる.

◇佐々木隆生氏:北海道大学名誉教授.国際経済学者.北海道大学「高等学校段階の学力を客観的に把握・活用できる新たな仕組みに関する調査研究」研究代表.『大学入試の終焉 高大接続テストによる再生』北海道大学出版会 (2012) 著者.

◇渡邉雅子氏:名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授.フランス共和国バカロレア資格日本オプション(OIB)認定審査会試験監督官.日本学術会議連携会員「高大接続を考える分科会」及び「社会理論分科会」委員.

【ゲスト】
◇石原正敬氏:衆議院議員(2021.10.31-).元名古屋大学大学院教育発達科学研究科助教.元名古屋大学アジア共創教育研究機構研究員.現本研究科附属授業研究国際センター研究員.

【司会】
◇平野美保氏:京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部准教授.

【コーディネータ】
◇大谷 尚:名古屋大学大学院教育発達科学研究科特任教授・名古屋大学名誉教授.元名古屋大学教育学部附属中・高等学校長.元同研究科附属中等教育研究センター長・高大接続研究センター長.

【概要】  
 この度の高大接続改革の失敗については多様な要因が検討されるべきですが、そのうちの1つは、高大接続に関する多面的な研究的知見の構造的・明示的な蓄積が行われてこなかったことであると考えられます.
 そもそも高大接続は、従来の研究区分で言えば、①高校教育(中等教育・後期中等教育)、②高等教育(大学教育)、③大学入学者選抜の3つの領域に渡っていて、それらについて連続性をもって総合的に研究するためには、新たな研究的企図が必要になると考えられます.
 そこで、本シンポジウムでは多様な背景の研究者にご登壇いただき、従来各領域でどのような研究がなされ、またなされて来なかったのか、今後、何を対象としたどのようなアプローチの研究がなされるべきか、また研究成果の構造的な統合・発信がどのようになされるべきか、意見を交わし、将来の高大接続研究を展望する知見の共有を目指します.また、ゲストの石原正敬氏には、教育研究者でもある国会議員として、この問題・課題をどう受け止め、将来の国政にどう反映すべきかなどのお考えをうかがいたいと考えます.

【実施方法等】
Zoomウェビナーによるオンラインで開催します。
定員:500 名→1000名(申込締切2022年1月23日)
対象:本テーマにご関心のある方でしたらどなたでも
参 加 費:無料
参加方法:下記フォームよりお申込みください.ご入力いただいたメールアドレスへの自動返信をもって申込完了となります.ウェビナーURL等の詳細は1月24日頃にメールでお知らせします.

ご参加予定の皆様に,1月24日23:14に参加用URLをお送りいたしました。
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